施設利用
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医療行為があっても入れる老人ホーム。医療行為の対応できる施設を探す基礎知識。

gorori
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これからの生活を見直して、医療行為を受けながら施設生活をしようと考えている方も多くいます。
病院からの退院で医療行為を受けながら生活をしないといけない。でも家では難しい。など不安を抱えている方も多いです。
医療行為があることで施設に入れるのか不安であることも多いです。

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医療行為があっても施設入所ができる場合も多いです。
医療の内容に合わせて適切な施設を選ぶことで施設利用を行うことができます。

この記事では医療行為に対してどんな施設に入ることができるかを説明しています。

Gorori
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主任介護支援専門員
Profile
Gororiといいます。 普段はケアマネジャーとして働いています。 居宅介護支援事業所の管理者を任されております。 基礎資格は社会福祉士と介護福祉士です。 20代からこの仕事に就き、13年間経ちます。その経験と知識を伝えていきたいと思っています。 介護に悩まれる方へは今までの経験から有益な情報を提供します。 また、ケアマネジャーとして、仲間の悩みも多くわかります。 ケアマネとしての悩みも解決できる記事を作っています。

医療行為があることで施設選択が狭まるのは事実ですが、適切な施設を知って自分や家族に合う施設を選べるようになっていきましょう。

施設の大まかな紹介をしています。
老人ホームへ入所するのための必要な知識。老人ホームの種類と入所時の対応を解説!
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主な施設の医療提供体制の比較

提供できる医療行為の内容は施設によって大きく異なります。

必要な医療が受けられる施設を調べておいて適切な施設選びができるようにしていきましょう。

特別養護老人ホーム

  • 24時間体制で介護職員が常駐
  • 看護師も配置されており、基本的な医療ケアに対応可能
  • 痰の吸引や経管栄養などの医療行為にも対応できる場合が多い
  • 夜間の対応については要相談となるケースが多い

介護老人保健施設

  • 医師や看護師が常駐し、充実した医療体制
  • リハビリテーションに力を入れており短期間の集中的なケアを提供し、在宅復帰を目指す
  • 医師や看護師の配置があるのである程度の医療行為が可能

介護付き有料老人ホーム

  • 看護師が常駐し、医療面でのサポートが充実
  • 提携医療機関との連携が取りやすく、医療依存度の高い方にも対応可能な施設が多い
  • 人工呼吸器の管理など、高度な医療ケアにも対応できる施設もある
  • 夜間の対応は要相談となるケースが多い

サービス付き高齢者向け住宅

  • 看護師の常駐は基本的にない
  • 併設事業所に訪問看護があればある程度の医療行為が可能
  • 基本的な健康管理や服薬管理に対応
  • 基本的に医療ニーズの高い入居者には、訪問看護などの外部サービスを利用する
  • 訪問看護が併設している施設は比較的医療行為の対応ができる。
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グループホーム

  • 認知症の方向けの小規模な施設で高度な医療行為は難しいことが多い
  • 看護師の配置は義務ではないが、多くの施設で看護師を配置
  • 基本的な健康管理や服薬管理に対応

介護医療院

  • 医療と介護を一体的に提供する施設
  • 24時間の医療ケアが可能
  • 経管栄養や人工呼吸器管理など、高度な医療ニーズにも対応

施設の医療行為の受入比較

特養老健介護付きサ高住グループホーム介護医療院
入所要件要介護3~5要介護1~5要介護1~565歳以上要介護1~5要介護1~5
医師の配置無しあり無し無し無しあり
看護師の配置あり多いあり無し少数多い
夜間の医療対応一部可一部可不可一部可

まとめ

医療提供体制は施設によって異なりますが、一般的に介護医療院、老人保健施設、介護付き有料老人ホーム、老人福祉施設(特養)が比較的充実しています。

特に医療依存度の高い方は、これらの施設を中心に検討することをおすすめします。

施設選びの際は、必要な医療ケアを事前にリストアップし、各施設の具体的な対応可能範囲を確認することが重要です。
また、提携医療機関の有無や通院・入院時のサポート体制なども考慮に入れると良いでしょう。

自分に必要な医療の内容を把握して、施設の形態を知り、適切なところへ問い合わせができるようにしていきましょう。
そうすることで施設選びがスムーズに行え、問い合わせも最小限で済むようになります。

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